多死多歯時代に歯科医院はどう変わらないといけないのか?

日時:
2021年11月14日 2:00 PM ~ 4:30 PM
2021-11-14T14:00:00+09:00
2021-11-14T16:30:00+09:00
場所:
つくば国際会議場 中会議室202
日本、〒305-0032 茨城県つくば市竹園2丁目20−3
参加費:
無料
お問い合わせ:
一般社団法人 茨城県保険医協会
029-823-7930(当日:070-4345-2344)

◆研究会チラシは こちら


講師:
  日本歯科大学大学院 生命歯学研究科 臨床口腔機能学 教授・
  日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長 菊谷 武 先生

定員: 25人(先着申込順)※収容人数は126人の会場ですが、ソーシャルディスタンスを確保するため。

修了証:「か強診」の要件に必要な「在宅医療・介護に関する研修」の修了証を交付

留意事項:

  • 駐車料金は各自ご負担ください。
  • 後日にオンデマンド配信を予定しておりますが、修了証交付は「会場参加者のみ」とし、オンデマンド視聴者には交付いたしませんのでご注意ください。

【菊谷先生からのメッセージ】

8020運動も功を奏し、高齢者の現在歯数は増加を示し達成者は5割を超えました。しかし依然として咀嚼機能を低下した者の数は増え続けています。その増加は人口の高齢化に伴う身体機能低下、認知機能低下を有する者の増加と無縁ではありません。歯科医院に来院可能な患者は、ある意味、選りすぐられた健康者であり、口腔管理の不足による歯科疾患による機能低下は自己責任といえます。
一方で、抗うことができない加齢や運動障害を伴う疾患の発症とともに低下する口腔機能への対応は、医療者としての責務であると思います。あらゆる医療者の中で、歯科医師のみが健康な人を対象としてきたと言ってよいでしょう。このスタイルを続けていることからは未来は見えてきません。
地域に寄り添う診療所として、歯科医院のあり方を大きく変える時がきています。


【菊谷先生のプロフィール

1989 年日本歯科大学歯学部附属病院高齢者歯科診療科入局、
2001 年同大学附属病院口腔介護・リハビリテーションセンターセンター長、
2005 年同大学助教授、
2007 年同大学准教授、
2010 年同大学教授・大学院生命歯学研究科臨床口腔機能学教授、
2012 年東京医科大学兼任教授、
2012 年日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック院長