3/21 国際婦人年連絡会主催「働き方を考える~男女共生社会から未来を見据えて~」が開催されます

【セミナー内容】
 私たちはどういう社会を実現させたいのかと展望するならば、男性も女性も個人として尊重し合い、ケアを分かち合いながら共に暮らす社会であろう。男性も今の働き方・暮らし方に満足しているわけではないので、男性も一緒に「今の状況を変えたい」と思えるような運動の方向性が大事ではないか。ともすれば女性が女性だけで連帯し、「おっさん政治」「男性支配」などを問題視し、男性から見れば自分たちが敵視されているように見えるという関係性では、共に変えていくことは難しい。女性の働き方の問題は、男女の働き方の問題として男性を巻き込んで取り組むべきである。
 こうした上西先生の問題提起は、行き詰まっている女性労働問題に風穴があけられるのではないか。

【講師:上西 充子さん(法政大学キャリアデザイン学部教授)プロフィール】
労働問題・社会政策専攻。東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学。
著書に、『呪いの言葉の解きかた』(晶文社、2019)、『国会をみよう 国会パブリックビューイングの試み』(集英社クリエイティブ、2020)、『政治と報道』(扶桑社新書、2021)、永井愛共著『言葉を手がかりに 見ること、伝えること、考えること』(集英社クリエイティブ、2022年)

● 日時:3月21日(火)14時 ~ 16時
● 会場:Zoomによるオンライン開催(参加費無料)
●お申込み方法:<申込フォーム>から事前申込み

※セミナーチラシは【 こちら