FAX速報(6/11) 【歯科】CAD/CAM冠について

CAD/CAM冠用材料(Ⅲ)における第二大臼歯(7番)装着時の疑義について

 CAD/CAM冠用材料(Ⅲ)は、これまで第一大臼歯(6番)のみが適用対象でしたが、2024年度診療報酬改定により、第二大臼歯(7番)にも適用拡大されました。それに伴い、7番にCAD/CAM冠用材料(Ⅲ)を装着する際の取り扱いについて疑義が生じています。
 保団連は厚労省に対し下記の疑義について照会し、口頭回答を得た内容について皆様に周知したします。

7番のCAD/CAM冠用材料(Ⅲ)装着時、同側6番の咬合支持が確保できない場合の取り扱い

疑義:

 算定要件に「CAD/CAM冠用材料(Ⅲ)装着部位の同側に大臼歯による咬合支持がなく、CAD/CAM冠用材料(Ⅲ)装着部位の対合歯が欠損(部分床義歯を装着している場合を含む)であり、CAD/CAM冠用材料(Ⅲ)装着時の近心側隣在歯までの咬合支持(固定性ブリッジまたは乳歯(永久歯代行を含む)による咬合支持を含む)がある場合」と示されているが、要件にある「近心側隣在歯までの咬合支持」はどのように解釈すればよいか。
 7番にCAD/CAM冠用材料(Ⅲ)を使用する場合、対側に大臼歯による咬合支持があるが、同側にない場合(6番が欠損などで咬合支持がない場合)では、「近心側隣在歯まで」を、4番・5番の小臼歯部と解釈するのか、7番に対して文言通り読んで、4番・5番・6番と解釈するのか。

回答:

 7番において、同側6番での咬合支持が確保できない場合、「近心側隣在歯」は 4番・5番の小臼歯部と解釈し、その咬合支持があれば適用される。


装着例:

右上7番にCAD/CAM冠用材料(Ⅲ)を装着する場合、下記の例では右上7番の隣在歯である右側6番の咬合支持はありませんが、小臼歯部の4番・5番による咬合支持があるため、保険適用となります。