地方で伸びる シン・PPP ~歯性病変の治療が、患者を救う~

日時:
2024年1月24日 7:00 PM ~ 8:30 PM
2024-01-24T19:00:00+09:00
2024-01-24T20:30:00+09:00
場所:
WEB(Zoomウェビナー)
参加費:
無料
お問い合わせ:
一般社団法人 茨城県保険医協会
029-823-7930(当日:070-4345-2344)

◆研究会チラシは こちら


講  師: 水戸協同病院 皮膚科部長 田口 詩路麻 先生

座  長: 公益社団法人地域医療振興協会 石岡第一病院口腔外科、筑波大学 顎口腔外科 萩原 敏之 先生

開催形式: オンライン研究会(ZoomウェビナーでのWEB配信)

  • Zoomアプリをインストールしていない方は、事前にインストールするようお願いします。→【 Zoom ダウンロードセンター
  • Zoomの操作方法については、各自事前にインターネットなどでご確認ください。

対  象: 医師、 歯科医師、 看護師、 歯科技工士、 歯科衛生士、 その他スタッフ

参 加 費: 無料

参加方法: 事前登録制(定員なし) ※事前登録は 【 こちら 】 


【田口先生からのメッセージ】

掌蹠膿疱症(PPP)は、主に手掌と足蹠の皮膚に無菌性膿胞を形成し、痛みが強くなり、歩行困難や手が使えないなど QOL を大きく阻害する皮膚疾患である。PPPには、胸骨・鎖骨などに強い痛みが生じる掌蹠膿疱症性骨関節炎(PAO)が合併症として生じることもある。また、その誘因に扁桃炎や歯性感染症が重要であることが明らかとなっており、特に歯科を中心とした他科連携が欠かせない。根尖性歯周炎や歯周炎(歯槽膿漏)の治療により軽快する例が多く、歯科疾患へのアプローチが診療上重要にも関わらず、皮膚科医・歯科医の連携不足、意識不足により、患者さんが根本治療に辿り着けず、高価なバイオ製剤に頼ってしまう流れも否定できない。

皮膚科医は、ソコ(歯)に病因があるにも関わらず、自分では如何ともしがたいという、悩みを抱えています。歯科の先生方の中に、一人でも多くの PPP 理解者・協力者を求めます。

【田口先生のご略歴】

●岐阜県高山市出身 2001 年筑波大卒
その後、筑波大学附属病院研修医日立製作所日立総合病院勤務等を経て
2007~2010年 筑波大学皮膚科大学院にて医学博士取得
2011年4月~現在まで 水戸協同病院勤務 現在 皮膚科部長 兼 医局長
2019年5月~  筑波大学 医学医療系皮膚科学分野 臨床准教授 病院 兼任
2021年4月~  筑波大学 医学医療系皮膚科学分野 臨床教授 病院 兼任
●所属学会 日本皮膚科学会 乾癬学会 皮膚悪性腫瘍学会など
●専 門 医 皮膚科専門医、 日本医学会認定産業医