診療報酬改定関連
2024年度(令和6年度) 診療報酬改定関連
- 2024年度診療報酬改定に関する通知などを掲載しています。今後発出される各種通知や疑義解釈なども掲載していく予定ですので、随時ご確認ください。
- 2024年診療報酬改定にて変更があった、生活習慣病管理料に係る「療養計画書」を掲載しています。
その他各種情報
<医・歯>後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養の取扱いについて
参考:長期収載品の選定療養に係る詳細・疑義解釈等「後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について」(厚労省)をご確認ください。 10月1日より、「長期収載品の選定療養」の仕組みが導入されます。概要についてまと […]
<医・歯>医療情報取得加算(12月以降)、医療DX推進体制整備加算(10月以降)の取扱いについて
参考:8/20発出 医療情報取得加算及び医療DX推進体制整備加算の取扱いについて参考:9/3発出 医療情報取得加算及び医療DX推進体制整備加算の取扱いに関する疑義解釈資料の送付について(その1)参考:9/27発出 医療情 […]
レセプトをCD-R等にて電子請求されている医療機関の皆様へ
2024年4月よりレセプトのオンライン請求が実質義務化され、今年3月まで光ディスク等により請求を行っていた医療機関は、今年9月までは光ディスク等を用いた請求を継続することができる『経過措置』が設けられています。 その […]
【6/27訂正】歯科FAX速報(6/11) CAD/CAM冠について
CAD/CAM冠用材料(Ⅲ)における第二大臼歯(7番)装着時の疑義について 6/11付け「FAX速報」にて、厚労省からの口頭回答をもとに、「7番にCAD/CAM冠用材料(Ⅲ)を使用する場合であって、大臼歯である同側6番 […]
FAX速報(6/18) 【医科】生活習慣病管理料の算定について
6月診療報酬改定に伴い、生活習慣病管理料に関する質問が協会に多数寄せられています。特に問い合わせが多い内容についてQA形式でご紹介します。 なお、本情報は、6月18日時点での解釈であり、今後厚労省から発出される事務連絡 […]
指導などに関する情報
● 厚生局に開示請求を行い、各診療科における医療機関別平均値一覧や指導計画を各種指導情報(会員専用ページ)に掲載しています。また、当該ページには、個別指導の模擬実習の動画や過去分の指摘事項なども掲載していますので、詳細については各種指導情報(会員専用ページ)をご参照ください。
●2024年1月26日に発出された事務連絡にて、本年度の個別指導については「 令和4年度に集団的個別指導を実施した保険医療機関等のうち、令和5年度の実績においても、なお高点数保険医療機関等に該当する場合は、令和6年度の個別指導の対象となるが、令和5年度における新型コロナの影響を考慮し、令和6年度においては、対象となる保険医療機関等の数の上位より概ね半数程度(最大で保険医療機関等数の4%程度)を選定の上、実施に当たっては、令和元年度に集団的個別指導を実施し、かつ令和3年度に高点数を理由とする個別指導の対象に該当していた保険医療機関等を実施対象とする。」という方針が示されました。
上記文章の意味が分かりづらいですが、つまり下記①、②のいずれにも該当する医療機関が本年度の個別指導の対象となります。
① 2022年(令和4年)に集団的個別指導を受け、2023年(令和5年)の実績でも高点数。
② 2021年(令和3年)に高点数個別指導の対象として選定されていた(※コロナ禍のため、個別指導は未実施だった)。
● 茨城県の診療科別平均点一覧表が開示されました(厚生局HP)
※「管内各都県の保険医療機関等の診療科別平均点数について」をご覧ください。
立入検査、医療安全管理、院内感染対策などに関する情報
診療用放射線に係る安全管理体制について
医師法等の一部改正により、2020年4月1日より、エックス線装置を備えているすべての医療機関は、下記の事項について義務付けられました。※ 通知は【 こちら 】
- 医療放射線安全管理責任者を配置すること
- 診療用放射線の安全利用のための「指針」を策定すること
- 放射線診療に従事する者に対する診療用放射線の安全利用のための研修を実施すること
- 放射線診療を受ける者の、当該放射線による被ばく線量の管理及び記録、その他の診療用放射線の安全利用を目的とした改善のための方策を講じること
上記②の「指針」は、2020年3月末までに「診療用放射線の安全利用のための指針策定に関するガイドライン」に沿って作成しておく必要があります。
保団連では医療機関における指針案の作成の一助として、ガイドラインを元に医療機関の指針の例を作成しましたので、ご参考にしてください。
● 参考: 医療放射線の適正管理に関する検討会(厚労省ホームページ)
検体検査業務における精度管理について
医師法等の一部改正により、各医療機関の管理者は「検体検査の精度確保」が求められるようになりました(厚労省HP「検体検査について」参照)。
精度確保とは、『検体検査データの標準化』を求めるものでありますが、自院でインフルエンザウイルスキットや尿検査試験紙などの簡易的検体検査のみを行っている場合でもあっても精度確保が求められることとなります。このことから、多くの医療機関で精度確保を求められることになりました。
保険医協会では、検体検査の精度管理に関する資料やひな形を下記会員専用ページにて公開していますので、ぜひご参照ください。
● その他、下記の情報などについても公開していますので、ぜひご参照ください。
<主な掲載内容>
・医療安全管理、院内感染対策における指針、マニュアル、ひな形など。
・サイバーセキュリティ対策に関する資料など。
・立入検査におけるチェックポイント。
・医療安全管理・院内感染対策研修会 当日資料。 など
医師・歯科医師の「応召義務」の解釈について
令和元年12月25日「応召義務をはじめとした診察治療の求めに対する適切な対応の在り方等について」が発出されました。
この通知は、「医療を取り巻く状況の変化等を踏まえた医師法の応召義務の解釈に関する研究」の報告書をもとに、「応召義務」の法的性質を明確にするとともに、どのような場合に診療の求めに応じないことが正当化されるかどうかについて整理されています。